
こんにちは はるにくです。今回はリスクに無頓着な若者のネットリテラシーの低さについてまとめてみました。個人的にもこれは深刻な問題だと思っています。何故なら、今どきの若者はあまりにも危険意識が低すぎるからです。
スマホに慣れすぎて、リスクに無頓着に

若者の間でSNSは日常生活になくてはならない存在となりつつあります。友達の近況を知るにも知り合いと連絡するにもSNSを利用しますよね。
しかし、高校生や大学生といったデジタルネイティブ世代は、スマホに慣れ親しんでいるゆえにリスクに無頓着です。あまりにも警戒心が薄いためかトラブルに発展するケースが急増してます。
顔出しに抵抗感なしの若者たち

ひと昔前まではネット上に顔出しすること自体、とても危険な行為だと思われてました。
しかし、今どきの若者たちは顔出しすることに抵抗を感じていない人がほとんどです。その原因は「承認欲求」の高まりだといわれています。
顔出しすることによって世間から注目を集めることができ、みんなから認めてもらいたいと思っている若者たちが増えてます。
その反面、注目を集めたいがゆえに常識を欠いた過激な投稿も目立ちはじめております。
実名で投稿する

高校生でTwitter利用者の52.7%は実名利用しているとのことです。実名利用している高校生のうち41.1%は「すべての人」に情報を公開しているといわれているから驚きです。
以前、ネットへの投稿内容が問題になったことがある人の81%は「特に問題のある内容だとは思わなかった」「少し投稿するのに迷ったが、大きな問題になると思わなかった」と回答してます。
この結果からみて当事者の間で問題意識が薄いことがうかがえます。
「注目を集めたい」という心理から投稿

SNSで注目を集めることに執着しすぎると感覚がマヒし、明かに倫理に反している動画を投稿する傾向が高いです。
過去に世間から注目を浴びたいがために悪ふざけの動画を投稿した結果、永久に投稿が保存される他のインターネット上に転載されて公開され、炎上。自宅住所や学校、家族の勤務先をさらされる事態に陥ってしまいました。
SNSで動画をあげる先に知り合いどうしの悪ふざけ以上の世界が広がっているってことを、あまり理解できていないのが実情です。
トラブルに巻き込まれないためには「リスク」を考えることが大切

子供や大人に対して共通して言えることですが、SNSや動画メディアへの投稿や配信をする以上、ネット上におけるトラブルに巻き込まれる可能性があることを常に意識しておくことは大切です。
世代によっては意識の差がありそうなネットでの実名・顔出し問題。いずれにしても、何かのはずみで炎上した時に実生活に影響が及ぶリスクは踏まえておく必要があります。
今回は若者のネットリテラシーの低さが問題になっていることについてまとめてみました。
ネット上で起きるリスクを把握できればトラブルに巻き込まれることなく安心して利用できます。そのうえで、何が良くて何がダメなのか自分自身で見極める力が必要です。トラブルに巻き込まれないためには日ごろから情報収取を怠らないようにしてください。